更新しなさすぎて(トップページだけちょくちょく更新してましたが)、黎明塾消滅説が出ているみたいなので、なにかしら書いておこうと意を決して編集ページを開いてみた。久しぶりすぎて使い方も忘れてしまっていた。
で、タイトルの「やっと」とは、やっと翻訳本の出版の目処が立ったので、宣伝のためである。出版社のウェブサイトに書誌情報が出ていたのでリンク貼り貼りしておく。興味のある方は下のリンク先に飛んでください。
今年の受験生には面白い生徒がいて楽しい。突き抜けるためには、それだけの努力と継続が必要だということをよく分かっている。
4月から人数制限のために導入したオンライン予約システムを今後もしばらくは継続していくことにしました。
少なくとも6、7月はこの体制でやっていきます。
予約の手続きが煩雑なので、保護者の皆様にはご不便をおかけしてしまい、申し訳ないのですが・・・。もう少し、使い勝手のいい予約システムがあれば、そちらに乗り換えたいところです。
リモート塾を開始して1週間が経った。
ようやくパソコン上での宿題添削作業に慣れてきた。
うちの黒くてかわいい娘に邪魔されるのにも慣れてきた。
いつまで続くか分からず不安しかない。
が、とりあえず今の私に(家の中から)できることはする。
子どもたちが心配でならない。
顔を合わせないことで、定期的な学習機会が断たれることで、これまで一緒に紡いできた学習リズムだったり、学習に対する意識がどうなってしまうのだろうか。
リモートでのこちらからの働きかけには限界がある。歯がゆい。
家に居過ぎて鬱っぽくなってしまう・・・はあ。
黒いのをなでなでして落ち着こう。
更新をずっっっとせずにほったらかしにしていた当塾ウェブサイトを久しぶりに覗いてみると、意外にもアクセスがけっこうあったので、久しぶりに更新することにしました。
ほったらかしにしていた言い訳としては、単に忙しかったから。ようやく全ての受験が終わり、懇談会が終わり、ゆとりができたこの機会に更新しておこう、ということです。細々した当塾の情報を手直ししておきました。
今年度もあとわずかですが、振り返ってみれば色々あって、濃い年でした。
今年はご兄弟での通塾生が多く、検定試験を受験する生徒の数も多かったです。特に英検が。そもそも英語のエッセイの書き方と日本語での作文の書き方が構成からして異なっているのに、それを学校で教えることなしに英検でさあ書いてみよう、なんてかなりむちゃぶりだと思います。他にもいろいろ受験制度について言いたいことはありますが、ここでつらつら語ることはしません。
ところで、塾とは全く関係ありませんが、私、本を出します。いつ?一応、今年の夏を目指していますが、遅れる可能性もあります。本といっても、翻訳本ですが。私は単に翻訳しただけ。でも、初めて本を出すので一応宣伝したいのです。版権をとってから2年以内に出版しなければならない、というルールがあるので、遅くとも来年夏前には出版することになります。タイトルは、、、ザ・ルネサンス、、、そのまんまなタイトルです。ルネサンスの研究をして、ルネサンスという名の本を出す、そのまんまです。友人にも「まんまやんw」と笑われました。が、中身はいたって真面目な学術書です。学術書なので売れて印税が~とかなんとかいうお話とは程遠いです。自分でかなりの冊数を最初に購入しなければいけないそうです。塾生に配ろうかな。もし興味がある方がいたら喜んで差し上げます。お知らせください。
学生時代、どうやって英単語を覚えてきましたか?
おそらく、速読英単語やターゲットやDATABASEなど、英単語帳の単語を赤シートで隠して・・・といった返答が期待できるのではないでしょうか。
単語の発音に関しては、付属のCDをコンポで聞いて、通学時にはCDプレイヤーやMDプレイヤーで聞いていたかもしれません。
最近の高校での英単語学習はというと、
例えば桜丘高校3年生では速読英単語を使い、毎週単語テストがあるそうです。
生徒によっては古来より伝わりし赤シート方式かもしれません。
ある生徒はCDのデータをスマフォにコピーして、発音を聞いたりしているでしょう。
または、memrise(学習アプリ)を使っている生徒もいるでしょう。便利になりました。(私が確認した限りでは、memriseには速読英単語の他にDATABASEも入っていました。中学生ではNEW HORIZONもありました。ただし、音声が付いているものと付いていないものがあります。)
英単語(古文単語にしても)を手軽に暗記するツールがあるわけです。しかも、自分が間違えた単語を何度も練習させてくれます。何を隠そう私もmemrise愛用者で、3年はお世話になっています。
が、このmemrise(だけではなく、一般的な無料英単語アプリ)で、ある問題を発見しました。アプリ自身の問題ではなく、その弊害とでもいいましょうか。つまり、こうしたアプリは英単語に対する訳を覚えることに特化しているので、実際のコンテクストでその単語がどう用いられるかという知識は育てられないのです。例えば、”prevent”という単語は「妨げる」という意味で、prevent A from ~ing(Aが~するのを妨げる)という使い方をします。しかし、アプリでは「妨げる」という意味しか示されないのです。上記の使い方は別に覚える必要があります。無料のアプリしか私自身が使ったことがないので、有料アプリでは違うのかもしれませんし、同じかもしれません。
一番いいのは、複数の訳が載せてあり、オーディオ付きで、例文と語法付きであるものです。今のところそんな素敵な無料英単語アプリは発見できておりません。誰か知っている方はぜひ教えてください。
ちなみに、最近当塾のイギリス人英会話講師からいいアプリを紹介してもらいました。
その名も「LingQ」。どんなアプリかというと、説明がムズカシイのですが・・・レベル別にいろんな英語の文章がダウンロードできて、かつそれを読み上げる機能がついていて、自分の知らない単語をタッチするとその意味と関連するフレーズが出て、フラッシュカード機能がついているので、知らない単語を追加して自分だけのフラッシュカードが作れる!!という優れものです。
生きた英文を読む、聞くことができるのでおススメです。BBCドキュメンタリーやTEDっぽい話がたくさんありました。上記の英単語アプリでの問題が解決できるのではないでしょうか。ただし、memriseのように復習を促すようなメールが届いたり、学習記録を残せたり、という機能はついていないので、そういったアプリに比べて自主的な姿勢が求められます。いろんな話が読めて聞けて楽しいのですが、達成感は刺激されないのです。
現状で私が考える一番の英語学習アプリ活用法としては「memriseなどの英単語アプリで単語そのものの知識を増やし、LingQで実際の文章での使用例、英文の流れ、語法を学ぶ」です。せっかく便利なツールがあるのですからそれを使わない手はない。生徒、保護者の方で使いたいけど使い方が分からない、どのコースを学習すればよいのか等々、ご質問があればぜひ私にお尋ねください。