
こんにちは、黎明塾のきたです。
先日不思議な出来事がありました。
たま~にあるんですよね、巡り合わせみたいなものが。
今日はそんな合縁奇縁について。
このブログで数度話題にしたことがある、兄の友人のS氏。
年に一、二回くらいしかお会いしない方なのですが、
先日突然電話があり「今日ひま?飲みに行かんけ?」とのお誘い。
集合すると、他に二人お仲間がいました。
おおっ、六、七年ぶりのP氏とH氏ではありませんか!
彼らもまた兄の友人で、S氏とは小学校時代からのご友人。
P氏もH氏も兄との交流はごく短い期間だったにも関わらず、
とても兄のことを大好きになってくれた人たち。
で、H氏の婚約者も交えて5名で昔話に花を咲かせていたわけで。
ここで話が終わ・・・らないんです!
その後、H氏と婚約者さんは帰られ、
場所を変えようか、ということで私、S氏、P氏でとあるロックバーに行きました。
なぜそこに行ったかというと、
以前私が友人とたまたま入ったお店で、マスターがとても面白い方だったこと、
皆ロック好きで、兄とS氏、P氏、H氏の4人でバンドをしていたので。
到着して、お店の名前を見てP氏が一言。
「なんか見覚えがある名前だな・・・」
店に入ってP氏が気付いた!!
「ここのマスターって、前に4人でしてたバンドで出たライブの主催者だった人!!」
すると、S氏の記憶も呼び起こされ・・・「まじでっ?!ほんとや!!」と。
さらに、そのライブに私も見に行っていたんです!!
このことをマスターに話すと、
マスター「そのライブに出てたあるバンドのボーカルの子で面白い子がいてなあ、
自分のところにやって来て、ライブでセッションさせてください!って
言うからセッションしたらすごい良くてなあ、オリジナルで
こいつすごいじゃんって思ってたんだよ~
そんときやった曲がKnockin'On Heaven's Door(天国への扉)で・・・」
S氏「・・・あの、それうちのボーカルです」
私「・・・で、私の兄です」
・・・一同衝撃で固まりました(笑)
マスターと一緒に歌っていた“Knockin'On Heaven's Door”、
今でもはっきり覚えています。
だって、すごく感動して、めっちゃいい曲やん!!って思ってましたもの。
まさかのご縁!!
マスター「そのライブの後、半月後くらいにあんなことがあったやろ・・・
あの時もっと話しておけばよかったとか思ってて・・・自分の中で
後悔してるところがあったんやってなあ、だからあの時のライブの
仲間が年1回店に来るときは必ずKnockin'On Heaven's Doorを
歌っているんだよ、追悼みたいな感じでさ。」
なんだか・・・すごい・・・。
こんな言葉しか出ないくらいの衝撃で、
8年か9年も前の出来事を覚えていて、その1回しか会っていないのに
兄を思ってくれている人がいるなんて嬉しい。
色々兄の思い出やライブの思い出を話し、
更には盛り上がったS氏(元ドラマー)がドラムを叩き出し(笑)、
P氏(元ギタリスト)がギターを弾きだし、マスターもギターを弾きだし、
即興でセッションが始まりました。
歌はもちろん・・・Knockin'On Heaven's Doorではなく(笑)
P氏がもう運指を忘れて弾けないので、
The WhoのPinball Wizardを!私も兄も大好きな曲です。
本当に不思議なご縁、あるものだなあ、と。
こういう不思議体験、久々にしたので驚きました。
懐かしいやら嬉しいやら、とても温かい気持ちになった夜でした。
それでは、このへんで。