つらい

 

 

こんにちは、黎明塾進学コースの理系担当、山本です。

 

 

 

夏期講習が始まり、およそ2週間が過ぎました。 

いつもは週1回か2回しか顔を見ない生徒も、中3を中心にほぼ毎日出席しています。

夏期講習は私たちにとって、また生徒にとってまたとないチャンスです。

(生徒の何人がチャンスと思えているかはわかりませんが…)

 

・学校の授業が止まっている分、落ち着いて予習・復習が出来る。

 

・塾に来られる時間が長い。

 

普段は学校で授業を受け、部活を終えて塾に来ていた生徒も、夏休みは部活と塾、あるいは塾だけとなり1日の指導時間が2~7時間と長めになっています。

 

  単純により多く質問が出来るということもありますが、夏休みに塾で長い時間勉強し続けることに慣れておけば、2学期以降の家庭学習の様子も変わってくるという副産物もあります。

 

  普段宿題に出しても分からないと空白にしてくる問題も、塾で根気強くじっくり考え、向き合いながら解決していくことで少しずつ苦手意識が薄れ、自分に自信もついてきます。

 

しかし、そこまでいくにはそれに応じた努力が必要です。

本人が苦しむことは成長に不可欠です。

本人がそこまで深く考えていない段階でこちらがどれだけの知識を与えても、

全く響かず、すぐに忘れてしまいます。

調べたり、図を描いたりしないまま、わかりません、と言われることに対し

私たちが答えることはありません。

苦手と思っているだけで実際多くの場合は、本人に問題文を図や表にまとめさせ

ると式を立てられています。

そうやって出した答えが正解出来たかどうかはあまり重要ではありません。

 

「問題を読んでわかったことをとりあえずまとめてみる」

 

それが自分で出来るかどうか、そこまでだけでも自分でしようとするかどうかが

今後の勉強を大きく左右します。

 

 

塾の役割は勉強の「仕方」を教えることだと考えています。 

勉強の型が出来ていない生徒に何をどれだけ教えても一時しのぎに過ぎません。

 

 

面談等で親御様から、子どもがつらいようだ、とお聞きすることがあります。 

変な言い方ですが、私はそれでいいと思っています。(すみません。)

 

塾に来ている目的は、勉強の内容、勉強の仕方、時間の使い方等、

出来ないことを出来るようにすること。

 

本人が苦しんでいないとしたら、それは出来ないことをさせられていない(出来

ことばかりさせてしまっている)ということだと思います。

苦しみを1つ1つ乗り越えて人は成長します。

それを取り除いてしまっては・・・。

転ぶなら、自分たちの見えるところで転んでほしいと思います。

それをしないまま社会に出て、良い結果になると思えません。

 

夏期講習1週目につらい顔をして勉強していた生徒の顔が、

少し明るくなりました。

 

逆にまだつらい顔を見ていない生徒もいます。

それはわからないと向き合わず手を抜いているということ。

 

本気の顔が見たい・・・。