こんにちは、黎明塾のきたです。
大変ブログが滞っておりました。
お待たせしました。
私も山本も息も絶え絶えになっていましたが、
夏期講習が終わり数日経ってようやく復活してきた次第であります。
中学生は運動会を間近に控え、応援練習やらなんやらかんやら~と忙しそうです。
日常を取り戻すのにはもう数日かかりそうですね。
ところで、
今日は兄のお墓参りに行ってきた。
父と、伯父伯母と一緒に。
着いてお墓の掃除をしようとすると、
タバコが2本、ロウソクのように立ててあった。
きっと彼の友人が来てくれていたのだろう。
毎年、遠くにいる友人も近くにいる友人も、
彼のことを想ってくれて、 忘れず気にかけていてくれる。
すごく嬉しいけれど、申し訳なくて胸が痛くなる。
こんなに愛されているのに先に逝ってしまったことに悔しさが込み上げる。
お墓をきれいにして、手を合わせていると伯父が、
「もう何年になるんだったか?」と誰に聞くでもなく言葉を発した。
「9年かな。」
「もうそんなに経つのか。」
そんなやりとりに鼻の奥がつんとして、胸が締め付けられ、
「そっか、そんなに経つんだ」と時の翁の正確な仕事に愕然とする。
時の翁「クロノス」は、時間を司り、その持物である大鎌で命を刈り取る。
あの日から9年。
長かったような、いや短かったような。
前を見れば長く感じる時間も
後ろを振り返ってみれば一瞬のことのように感じるものなのだろう。
この場にいる者は皆この9年をそれぞれ振り返っていたように思う。
変わったこと、変わらないこと。
得たもの、失ったもの。
満たされたもの、悔やまれるもの。
私は・・・
多くの影響を人から受け、
多くのものを人から与えられ、
多くの人と関わる仕事に恵まれている。
幸せな人間だとつくづく思う。
自惚れではない。
ただ、人に感謝できる環境にいる自分は恵まれている、と思う。
人に何かを与える仕事に就いている自分は幸運だ、と思う。
だから、努め続けなければならない、とも思う。
時には上手くいかないし、疲れてしまうこともある。
向き合い続けるのはしんどい。
でも、塾に来てくれて、変わりたい、成長したいと切望する生徒に
伝え続けたいし、私自身教えられることが多々ある。
結局は自分のために仕事をしているのではないか?と感じる。
そうかもしれない。
けれどもそれが生徒のためにもなるならその矛盾も悪ではない。
仏教では白黒、善悪は対立する存在ではないのだという。
キリスト教はその逆だ。
ならば仏教をとろうか。
全てのものに線を引こうなんて土台無理な話なのだ、と。
まだ頑張れる、また頑張ろう。
そんな風に気持ちを新たにできた。
とりあえず教材を買いに行こうと教材屋さんに行ってきた(笑)
使う生徒を思い浮かべて厳選する。
「これだと使いづらいかな、あの子は○○が苦手だから~」と。
うん、つらつらと書いてたら長くなった。
しかも着地点を考えずに書いていたことに今気づく。ばかだ・・・。
作文はおしりを考えてから書こうね☆と生徒には言っておこう(笑)
それでは、このへんで。