こんにちは、黎明塾進学コースの理系担当、山本です。
9月上旬に運動会等イベント事が終わり、ギリギリで宿題をしていた生徒も
勉強のペースをつかんできています。
今日は生徒の様子をいくつか紹介したいと思います。
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平日に塾に来る日を除き毎日宿題を出していましたが、習い事もあり宿題が終わらなかった、との事。
じゃあ習い事の1日は宿題をなくそうという話になっていましたが・・・1週間後
「先生、やっぱり習い事の日も宿題を出して下さい。」
「・・・? 大丈夫?本当に出来る?」
「頑張ります」
「そっか、わかったよ」
なぜその気になったのか、理由は聞きませんでした。
しかしその短いやりとりの中に彼女の強い意志が感じられました。
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夏休みから始めて1ヶ月近く数学の1つの単元に苦戦していました。
文章題の前に計算問題の解法を理解するのに時間がかかり、理解した後正答率を上げるのに時間がかかり、
文章題の理解・・・
進度等バランスを考えると一旦ある程度で割り切って先に次の単元に進むことも出来ましたが、
がっつり間違えながらも本人は諦める気は無く、克服したいという気持ちが見えたので、苦手単元を継続。
1問を4回も5回もどこが間違っているのか考えながら解きなおし・・・
今ようやく実を結びつつあります。
計算、文章題含めたまとめのページで8割程の正答率に。
さらに正答率を上げ、それがテストでしっかり正解出来ると大きな自信になり、
苦手を1つ克服したことにより勉強全体へのモチベーションがさらに上がっていくでしょう。
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元々勉強が苦手であまり好きではない、欲のない生徒。
宿題を出しても部活等で忙しいのもあってか正答率がひどかった。
そもそも問題に正解したい、理解したいという意志があまり感じられなかった(苦笑)
でもずるいことはしなかった。
ノートの使い方、辞書や教科書での調べ方等基本的な事から始めて
今ようやく自分の意志が見えるようになってきた。
説明を読むようになった。
図に色々書き込むようになった。
途中式をしっかり書くようになった。
宿題が多くてもあきらめずにするようになった。
間違うことを恐れなくなった。何度でも間違ったら考え直して取り組むようになった。
・・・
これまではこちらが促せばするという受身のスタンスから主体的な勉強になってきている。
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3人とも現状は志望校へ点数的に届いていないが、きっと大丈夫。
今は判定とか面談とか厳しい結果や言葉が返ってくるだろうが、それに負けずに信じて頑張ってほしい。
それではこのへんで。